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イヴェント・レポート

座談会「インターネット・リアリティとは?」

2011年8月10日 19:00

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7月24日,エキソニモの千房けん輔さん,思い出横丁情報科学芸術アカデミーの谷口暁彦さんと渡邉朋也さん,CBCNETの栗田洋介さん,さらに急遽ゲストとしてyoupyさんをお迎えし,ICC畠中を加えた全6名による座談会「インターネット・リアリティとは?」を配信しました.


ネット配信のみのイヴェントは,ICCでは初の試みです.


これまでICCは,毎年「ウェブ企画」としてメタバースやTwitterをテーマに取り上げてきました.今年のウェブ企画ではエキソニモのおふたりを中心に展覧会を行なう予定ですが,その中心的なテーマとなるであろう言葉が〈インターネット・リアリティ〉です.しかし,この言葉の定義や捉え方は出演者の方々のあいだでも少しずつ違いがありそうなことが,打合せやメールのやりとりを重ねるあいだで明らかになってきました.そこで今回の座談会では,インターネットにおいてリアリティを感じるとはどういうことなのか,また〈インターネット・リアリティ〉が存在し,立ち上がるのはどのようなときか,などについて話し合うこととなりました.


前半は,作品などを始めとする事例の紹介も交えながら,出演者それぞれが自身の「インターネット・リアリティ」観についてプレゼンを行ないました.後半では,前半のプレゼンをふまえ,今後予定されるウェブ上での展覧会のあり方について,より具体的な議論が交わされました.


初回ということもあり,無理に一つの結論に収束させることはありませんでしたが,今後〈インターネット・リアリティ〉というものを考えるうえでよいきっかけとなりうるいくつかのトピックが浮上しました.これらのトピックは,今後予定される2回目以降の座談会で掘り下げていきます.


座談会の様子は,順次テキスト化してICCのウェブサイトにて公開します.どうぞお楽しみに.


*出演された千房さんと栗田さんが,当日の様子をブログにまとめられています.
センボーブログ:インターネット・リアリティ
http://sembo.jp/log/?p=112

CBCNET:ネットとアートの関係とは?
http://www.cbc-net.com/log/?p=2840


(写真)左から:youpyさん,ICC畠中,千房さん,渡邉さん、谷口さん、栗田さん


[Y.Y. ]