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《Train-Train》 [2015] “Train-Train”

具志堅裕介

《Train-Train》

作品解説

技法:予め吹きこまれた音響のない(もしくはある)レコード

「レコードは音の信号を刻みつけるところから始まるのであるから,レコードは音楽を『永遠に続く時間』の中に留めたように錯覚させる.そして,この錯覚は針とびによってレコードは延々と同じフレーズを繰り返す時に頂点に達する.」秋田昌美(1992)
レコード盤上に刻まれた溝から生まれる物理的な振動が増幅され,音になる.その刻まれた溝は,見ることができない「音」というものを「溝」という視覚的なものに変換したものである.かつてレコードを用いたアーティストたちも,その「時空間の溝」に意味を見出したのだろう.
私は「予め吹き込まれた音響のない(もしくはある)レコード」という技法を用いて,紙に一本の閉じられた「時空間の溝」で円を書いた.その溝の円は「永遠に続く時間」を表す.ターンテーブルが回り続ける限り,この時空間は永遠に続く.この電車はいつまでも走り続ける.

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