人間は昔から,
自分で撮影した風景写真の上に,その場所に生息しているかもしれない生き物のようなものを描いています.生き物のようなものたちは,カタツムリくらいのサイズから見上げる大きさまであり,その形もさまざまです.それらは街の風景に静かに溶け込んで,私たちが気づかなかっただけで元々そこに棲んでいたかのように見えます.
人間は昔から,妖怪やお化け,魔物など不思議な生き物を描いてきました.これらは自然や災害など,人間の理解を超える物事を説明するひとつの方法にもなってきました.いつもの風景の中で,自分だけが知っていることを生き物にしてみたら,それはどんな形のどんな生き物になるでしょうか?