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「モノミス:外伝」 [2018–20] ‘Monomyth: gaiden’

セマーン・ペトラ

「モノミス:外伝」

作品解説

「モノミス:外伝」は,2018年から2020年にかけてセマーンが日本滞在した際に制作された全四部作の映像作品です(各作のタイトルは「出立」「通過儀礼」「帰還」「二つの世界に精通するもの」).神話学者ジョーゼフ・キャンベルは,世界中の民話や神話が,英雄が日常から非日常へと旅立ち,通過儀礼を経てまた日常に帰還するという共通の構造をもつと論じ,それを単一神話論と名づけました.タイトルの「Monomyth(モノミス/単一神話)」はそれに由来し,セマーン自身をモデルにしたアヴァター「Yourself」が,モノミスの物語構造をなぞりながら,実写映像,写真,アニメーション,CGといったさまざまなデジタル領域が多層的に重ねられた〈非日常〉世界を旅します.そして映画やアニメーション,ヴィデオ・ゲームにおけるリアリティとフィクションの交わりを見つめながら,私たちの記憶や自分自身がどのように構築されているか解明を試みています.

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