iridescent I/Oは,設置環境からの影響を受けて偶発的に破裂するシャボン玉をスイッチとするガジェット群.人の息によって作り出されるシャボン玉をスイッチの台の上に載せることによって,音楽や照明など,それぞれに対応した様々なアウトプットが動き出します.シャボン玉は人が触れたり,強い風が吹いたりすると割れてしまう繊細な素材であり,シャボン玉が割れるとシステムも停止してしまいます.このようなシャボン玉のスイッチによって,「いつ,どこでも,正確に」という従来の道具によって提供される安定した挙動とは反対に,有限な時間の中の体験を演出します.
《iridescent I/O》 [2014] “iridescent I/O”
平山詩芳+筧康明
《iridescent I/O》
撮影:木奥恵三
撮影:木奥恵三
撮影:木奥恵三
撮影:木奥恵三