「Inter-Scape」は,美術館のホワイト・キューブで展開されてきた,音と光によるインスタレーションのシリーズです.evalaがこれまで世界中で録りためてきた音を用いて空間的に作曲した,立体音響による高密度な音と,可視光下では得られない効果をもたらすブラックライトの光によって構成されます.シリーズ最新作となる《Inter-Scape “slit”》では,収録された時も場所も異なるさまざまな音が交差し,ときに歪み,混ぜ合わされ,一本のスリット(隙間)から架空世界の断片を覗き視るような空間となっています.
コンセプト,ディレクション,音楽,音響:evala
ヴィジュアル・デザイン:2bit
サウンドシステム・デザイン:久保二朗(ACOUSTIC FIELD)