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《Everything》 [2017] “Everything”

デイヴィッド・オライリー

《Everything》

作品解説

デイヴィッド・オライリーは,シンプルなデザインのCGにより構築された世界をより多次元的に体験させるため,近年,短編アニメーション映画からゲームへとその活動の軸を移しています.《Mountain》は宙空に浮かぶ山をただ眺めるだけ,《Everything》は極小から極大まで画面に移るものすべてに憑依していく,「万物シミュレーター」としてのゲームです.これらの作品は,ヴィデオ・ゲームに必須だと思われている「ゴール」や「目的」を消去し,永遠に続くように思われる時間の感覚のなか,プレイヤーをその世界のなかにたゆたわせることで,プレイヤーの意識や認識を超=人間的なスケールへと広げていくような効果をもたらします.これらのゲームは,「ゲームは世界のシステムを記述しうる」というオライリーの信念のもと,ヴィデオ・ゲームの持つ広大な可能性を押し広げるものです.

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