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《Mi/Ma cro》 [2022] “Mi/Ma cro”

松岡佑馬

《Mi/Ma cro》

作品解説

多くの生命体は細胞で構成されており,わたしたち人間も例外ではない.細胞たちが生まれ変わりを繰り返す一方で,その集合体であるわたしたちは誕生から死に至るまで,少しずつ状態を変化させていく.その過程は成長と呼ばれ,ある時からは老化・衰退と呼ばれるようになる.

本作品ではニューラル・セル・オートマトン(NCA)という,セル・オートマトンとニューラル・ネットワークを組み合わせたモデルを用いて,生命の成長・衰退の過程に潜む美しさのヴィジュアライズを試みる.黒いひとつのセル(細胞)が生まれ,複製・相互作用しながら人の顔を構成していく.それはやがて歪み,崩壊していく.その姿は不気味で醜いかもしれない.だが同時に美しくも映る.個体ごとに違う姿を見せるNCA.その姿にわたしたちは何をみるか.

(慶應義塾大学 徳井直生研究室 Computational Creativity Lab)

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