音楽学・テクニカルライター

略歴

1965年茨城県生まれ．
慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史楽専攻および同大学院修士課程にて音楽学を専攻．
専門領域は二十世紀の音楽史．特にミュジックコンクレート，電子音楽，コンピュータミュージックを中心に，二十世紀の音楽史および音楽理論を「音楽と技術」という対語概念から考察すべく研究に従事している．学生時代より，コンピュータミュージックのテクニカルライターとしてマニュアル翻訳・制作等を手がけるようになる．大学院修了後，ソフトウェア会社の技術担当マネージャーを経て，現在，同大学院後期博士課程に在籍し，研究を進める．研究の傍ら，メディアアートの制作にも参加．サウンドデザインおよびシステム制作を担当した「Moppet」では，オーストリアはリンツのArs Electronica'97に参加．ICCの常設展示や企画展のサウンドデザインも手掛ける．

著書／訳書

カーティス・プライス編／美山良夫監訳『西洋の音楽と社会3　初期バロック オペラの誕生と教会音楽』（共訳）1996年　音楽之友社カールハインツ・シュトックハウゼン「電子音楽の四つの特徴」『ユリイカ』1998年3月号：ONTOMO MOOK『インター"ミュージック"ネット』（共著）1996年　音楽之友社『マックのMIDI』（共著）1993年　AI出版