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メディアアート国際シンポジウム
「“アート&テクノロジー”——時代の変遷,同時代の動向,これからのプラットフォーム」

2016年7月9日(土)午後1時—午後6時

メディアアート国際シンポジウム
「“アート&テクノロジー”——時代の変遷,同時代の動向,これからのプラットフォーム」

概要

出演者:真鍋大度(アーティスト/ライゾマティクス・リサーチ),アンドレアス・シアギャン (アーティスト,エンジニア/ライフパッチ),ジェフリー・ショー(アーティスト),阿部一直(山口情報芸術センター [YCAM] 副館長),イヴォンヌ・シュピールマン(メディア学者,芸術学者),畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員)


日時:2016年7月9日(土)午後1時—午後6時(開場:午後12時30分)
入場無料(事前申込制)
日英同時通訳つき

主催:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団),国際交流基金アジアセンター
特別協力:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

インターネット中継

このイヴェントの模様は,インターネット中継されました.

出演者

真鍋大度

Photographer: ITO Akinori, Stylist: SHINICHI Miter, Hair and makeup: NEMOTO Asami

1976年生まれ.東京理科大学理学部数学,IAMAS卒業.プログラミングとインタラクション・デザインを駆使し,プログラミングやコンピュータ,現象や身体そのものが持つ本質的な面白さに着目し,創作活動を行なう.Perfumeのライヴ演出の技術面の担当をはじめ,Nosaj Thingや岡村靖幸,やくしまるえつこのミュージック・ヴィデオの監督,坂本龍一とのインスタレーション作品《センシング・ストリームズ―不可視,不可聴》,国内外のミュージシャンとのコラボレーション・プロジェクトも多数.2006年Rhizomatiks設立,2015年よりR&D的要素の強い活動を行なうRhizomatiks Researchを石橋素と共同主宰.


アンドレアス・シアギャン

インドネシア・ジョグジャカルタを拠点に活動.土木工学を専攻し,高速道路の設計からプログラミングやソフトウェア構築の高度な技術を習得.インスタレーション作品や音響彫刻を発表するほか,コミュニティ形成やオルタナティヴ教育,DIY/DIWO等に着目し,ワークショップの開発や運営,フェスティヴァルの企画といった様々な活動を行なう.2012年には多様なバックグラウンドをもつ専門家とともに,汎用的な技術の応用と教育を通じ,地域資源の開発や人材育成を行なうグループ ライフパッチ(Lifepatch)を結成.ライフパッチは,2014年にはアルス・エレクトロニカ・フェスティヴァルにて,デジタル・コミュニティ部門入賞.


ジェフリー・ショー

1944年メルボルン生まれ.1960年代後半から新しいメディアを使った芸術形式の実験を数多く行なってきたメディア・アート界のパイオニア.エンジニアやプログラマーらと積極的にコラボレーションを行ない,パフォーマンスや彫刻,映像,観客が参加するインタラクティヴな表現まで,テクノロジーに対する新たな意味や視点を含んだ作品を多く制作している.2015年には上海のChronus Art Center[新時線メディア芸術センター]の支援により,半世紀にわたる作品や著作,批評を網羅したアーカイヴ・サイト「Jeffrey Shaw Compendium 1966 - 2015」を公開.1991-2009年までドイツ・カールスルーエの公立のメディアアートセンター・ZKMメディア研究所の初代所長.現在は香港市立大学の創造メディア学部長.


阿部一直

1960年生まれ.東京藝術大学美術学部藝術学科美学専攻卒業.1990年から2001年までキヤノン株式会社が創設した文化支援事業「キヤノン・アートラボ」に設立からコ・キュレーターとして参画し,その後YCAMの開館準備室に着任.2003年開館からアーティスティック・ディレクター,2012年から副館長.主な企画にラファエル・ロサノ=ヘメル《アモーダル・サスペンション》(2003),坂本龍一+高谷史郎「LIFE - fluid, invisible, inaudible ...」(2007),「大友良英/ENSEMBLES」(2008),三上晴子「Desire of Codes|欲望のコード」(2010),「アートと集合知」(2013)など.


イヴォンヌ・シュピールマン

テクノロジーとメディア,そしてアートをめぐる国際的な研究を牽引し,これまでにヨーロッパ,アメリカ東南アジアにて,東南アジアにて教鞭をとる. 2010年には,日本のメディアアート作品を技術的/美学的な見地から検証し,その異種混交性について分析した書籍『Hybrid Culture』(Suhrkamp Press/MIT Press)を刊行.2015年にはインドネシアの現代美術から大衆文化までを参照した書籍『Contemporary Indonesian Art』(Logos Publishers/2016,NUS Press)を発表.2011年には代表著書『ヴィデオ―再帰的メディアの美学』の日本語版も出版(三元社).2012-15年,ラサール芸術大学美術学部長.現在は,シンガポール現代美術センターの客員研究員.


畠中実

1968年生まれ.多摩美術大学美術学部芸術学科卒業.1996年の開館準備よりICCに携わり,「サウンド・アート」(2000)や「サイレント・ダイアローグ」(2007),「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(2012)等,多数の企画展を担当.このほか,ダムタイプ,明和電機,ローリー・アンダーソン,八谷和彦,ライゾマティクス,磯崎新,大友良英,ジョン・ウッド&ポール・ハリソンといった作家の個展を行なう.「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」(2004/森美術館)に共同キュレーターとして参加.Sonar Music Festival(2006/バルセロナ)では日本アーティストのショーケースのキュレーションを担当.

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