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関連イヴェント




シンポジウム
「タンジブル・ビット:人とビットとアトムの間の境界をデザインする」

シンポジウム
「ウェアラブルコンピュータ」
シンポジウム
「アートとテクノロジーの境界線」

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シンポジウム
「複合現実感〜現実と仮想の融合から生まれる新しいメディア環境」

ギャラリーツアー(草原 真知子 )
シンポジウム「センソリウム」
ギャラリーツアー(中谷 日出)
シンポジウム(石崎 豪)
ギャラリーツアー(坂根 厳夫)
シンポジウム(岩井俊雄 )
ギャラリーツアー(佐々木 正人)
 
1999年6月22日(火) 〜 7月18日(日) [終了しました.] ギャラリーD





関連イヴェント


シンポジウム 「ウェアラブルコンピュータ」

日時: 1999年6月23日(水) 15:00〜 [終了しました.]
会場: ギャラリーD

平岩明[NTTサイバースペース研究所サイバー入出力プロジェクト主任研究員],服部 桂 [朝日新聞社]

いつでもどこでも誰にでも 外在化した電脳あんちょことしてのウェアラブルコンピュータ

NTTサイバースペース研究所では, 通信インフラ構築,製造,物流管理,サービス,医療支援などの分野で活躍するフィールドワーカへ,マルチメディアとウェアラブルPC技術を駆使した快適な作業支援システム:フィールドエイドの研究開発をしています.音声認識,GPS情報,モバイルコミュニケーション,パノラマカメラ映像,マルチメディア報告書等からなるシステムを紹介する.またウェアラブルPCの発祥のオリジンである,電子化マニュアル等をウェアラブルな端末で参照しながら仕事をするという形態は,実は日常生活の中で誰もがどこででもウェアラブルPCを電子あんちょことして利用するのが本質である点について議論する.さらに,未熟練者がフィールド作業を,遠隔地にいるエキスパートからの音声や,映像情報の指示をたよりに行なう,人間の遠隔操縦ロボット化:人間テレイグジスタンスについても議論する.

われわれの目的は,日々の生活の中での物理世界とのインタラクションを通じて発達してきた,豊かでマルチモーダルな人間の感覚と技能を利用して,GUIにおける「ペイントされたビット」を「タンジブル・ビット」に変えてゆくことなのである.