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プレスリリース


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2019年10月9日

「2019年度 展覧会年間スケジュール」の予定変更および
リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC 拡張展示
「コミュニケーションの再考」の開催について

開催期間:
2019年11月12日(火)—12月15日(日)

会場:
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]


開催概要

開催期間:2019年11月12日(火)─12月15日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11時─午後6時
休館日:月曜日
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)
企画構成協力:リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
住所:〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
アクセス:京王新線初台駅東口から徒歩2分
お問い合わせ:0120-144199(フリーダイヤル)
URL:https://www.ntticc.or.jp/

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] は,日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として1997年4月19日,東京/西新宿・東京オペラシティタワーにオープンしたNTT東日本の運営する文化施設です.ICCは「コミュニケーション」というテーマを軸に科学技術と芸術文化の対話を促進し,豊かな未来社会を構想していきます.

展示概要

2017年度より開始された,ICCとNTTの研究所との連携事業である「リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC」は,NTTの研究所とアーティストや他研究機関とのコラボレーションなどの公開実験の場として,オープン・スペース展内で展開されてきました.これまで展示とプレゼンテーション,デモンストレーションなどを行ない,技術の社会的な意義を視野に入れた,技術および研究紹介にとどまらない取り組みを紹介しています. 

このたび,リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICCの展示を拡張し,「コミュニケーションの再考」をテーマに,触覚通信の実験,自分を認識する,次世代のつながり体験の3つのセクションで追加のデモンストレーションを行ないます.

今年4月に「2019年度 展覧会年間スケジュールのご案内」で発表された展覧会予定を変更しています.

 「リサーチ・コンプレックス NTT R&D」展(仮称)
 開催予定期間:2019年10月16日(水)—12月15日(日)
 ↓
 リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC 拡張展示
 「コミュニケーションの再考」
 開催期間:2019年11月12日(火)—12月15日(日)

出品作品

■ 触覚通信の実験

リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC

音声(聴覚),映像(視覚)に追加して振動(触覚)を伝送することで,コミュニケーションを拡張し,触覚を伝送することが可能になることで,どのような表現が可能になるのかを,実際に遠隔地と接続し,テレプレゼンス・スペースを公共空間に展開する実験です.

参加型展示やワークショップ,パフォーマンスといった時空を超えたイヴェント展開を想定したアイデアを考え,それを実現するためのデモンストレーションを行ないます.

期間中,下記日程で,ICC(東京)と山口情報芸術センター [YCAM](山口)を専用通信回線でむすび,遠隔地との触覚通信コミュニケーションの実験を行ないます.

11月23日(土),24日(日),30日(土)
12月1日(日),7日(土),8日(日),14日(土),15日(日)
全日 午前11時—午後1時30分,午後2時30分—午後5時

実験協力:山口情報芸術センター [YCAM]
リサーチ協力:南澤孝太,早川裕彦(慶應義塾大学メディアデザイン研究科),田中由浩(名古屋工業大学)

■ 自分を認識する装置

リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC
《自分の顔を探せ!》
《自分の声を探せ!》
《自分の身体を探せ!》

オープン・スペース展において,2017年度より継続展示され,多くの来館者に親しまれている作品《自分の顔を探せ!》は,撮影された顔写真を元に眉・目・鼻・口の位置やサイズ,顔の輪郭の形状を変化させた9枚と,オリジナルの1枚が提示され,その10枚の顔写真から「本物」の自分を探しだす過程を通して,顔の認知や記憶の仕組みについて考える作品です.

今回新たにその音声版《自分の声を探せ!》および身体版《自分の身体を探せ!》を展示します. 

企画:渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所,NTTサービスエボリューション研究所)・吉田成朗(東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・葛岡・鳴海研究室)
体験デザイン協力:日本基礎心理学会「心の実験パッケージ」開発研究委員会
技術協力(《自分の顔を探せ!》):川瀬佑司(東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・葛岡・鳴海研究室)
システム開発協力(《自分の顔を探せ!》):川鍋徹(アートアンドプログラム株式会社)
技術協力(《自分の身体を探せ!》):畑田裕二(東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・葛岡・鳴海研究室)

■ 次世代のつながり体験装置

HUMANIC DOME PROJECT
《HUMANIC DOME》

私たちが日常的に使用するコミュニケーション・テクノロジーは,利便性をもたらす一方で,精神的な疲弊感を感じる人も少なくありません.そうしたテクノロジーによるストレスからわたしたちが解放されることでコミュニケーションはどのように進化するでしょうか.

《HUMANIC DOME》は,現在のコミュニケーションの主要な要素である言葉や表情からではなく,自身の内面の状態を知ることで他者とのコミュニケーションを行なう次世代のつながりを実験する装置です.各種センサーで体験者の脈拍や姿勢などのデータを取得し,現在実験中のクラウド環境システムで数値化します.その数値情報を映像信号に変換し,リアルタイムで可視化を試みます.体験者はドームの中に入り,自身と他者のデータから生成された映像と音響の重なりを視聴できます.《HUMANIC DOME》は,このような体験を通じて新しいコミュニケーションのあり方を問いかけます.

広報に関するお問い合わせ

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

広報担当:赤坂恵美子
TEL:03-5353-0800 FAX:03-5353-0900
URL:https://www.ntticc.or.jp/

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