ICC
撮影:新津保建秀
安藤孝浩
《生物フォトン:アレロパシー》2007年
生体組織や細胞は,肉眼では認識できないような極めて微弱な光(生物フォトン)を放っている.この作品では,スーパーカミオカンデなどで使用されている光電子増倍管を用い,植物の種子の発芽に伴い発生する生物フォトンを検出する.さらに,検出された光子(光を粒子としてとらえたもの)の数を映像化し,プロジェクターでリアルタイムに投影する.今回は,複数の植物によって,光子の発生にどのような違いが出るのかを探る.