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オープン・サロン エルキ・フータモ スペシャル・トーク「メディア考古学の可能性」

2015年2月14日(土)午後2時より

概要

メディア考古学の第一人者で,カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)デザイン・メディア・メディア・アーツ学科及びフィルム・テレヴィジョン・デジタルメディア学科教授の,エルキ・フータモ氏をお迎えし,メディア考古学とは何か,そして,その課題,可能性についてお話をうかがいます.

「メディア考古学」は,過去にあった,淘汰されてしまったメディアを再考察することで,現在の新しいメディアへの理解を深める試みであり,技術決定主義にもとづく単線的で目的論的な技術の進歩史観から脱し,複数の異なるメディア文化の過去と現在を対話させるための研究です.
今回,フータモ氏の代表的な論文を集めた,日本では初の単著となる日本独自編集によるアンソロジー『メディア考古学 過去・現在・未来の対話のために』(太田純貴 編訳,NTT出版)の出版にあわせて,フータモ氏を招いたスペシャル・トークを開催することになりました.ゲストには,編訳者である太田純貴氏をお迎えします.

フータモ氏の講演に加えて,長年江戸写し絵の復元・調査に取り組む劇団みんわ座による,写し絵の実演も行なわれます.

ゲスト:太田純貴(美学美術史学)
司会:畠中実(ICC)


日時:2015年2月14日(土)午後2時より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:200名(当日先着順)
入場無料
日英逐次通訳つき

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

参加アーティスト

エルキ・フータモ

メディア考古学者,歴史家,キュレーター. メディア考古学の創始者として知られる.メディア・カルチャーやメディア・アートについて広範に執筆を行なうほか,世界各地での講演,ステージ・パフォーマンス,展覧会のキュレーション,テレビ番組のディレクションなど幅広く活動している.カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)デザイン・メディア・アーツ学科及びフィルム・テレヴィジョン・デジタルメディア学科教授.最新刊は『Illusions in Motion. Media Archaeology of the Moving Panorama and Related Spectacles』(The MIT Press,2013).


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