ジェフリー・ショー,アグネス・ヘゲドゥシュ,マット・マリカンという,メディア・アートを代表する3人のアーティストを招待して開催した展覧会.本展覧会では,物質的な風景(ランドスケープ),地勢(トポグラフィー),次元(ディメンション)といった概念を捉え直すことによって,物理的な法則に従わない新しいリアリティが提示され,鑑賞者は現実には存在しない世界に入り込み,物質と非物質の境を横断しながら,いままでの物質的な「現実」に対する認識が揺らぐ体験をする.
『ICCコンセプト・ブック』(NTT出版,1997)より引用