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《アーバナイズド・タイプフェイス:Shibuya08-09》 [2008/09] “Urbanized Typeface: Shibuya08-09”

山口崇洋

《アーバナイズド・タイプフェイス:Shibuya08-09》

作品解説

キーボードからアルファベットを入力すると,独自にデザインされたフォントがスクリーンに現われます.これらの文字は,渋谷区内を移動した位置情報をGPSによって取り出した,その軌跡によって作られています.それは,都市を構成する街路という,言わば都市の形によってデザインされたフォントと言えます.たとえば,コンピュータで使用されるフォントには,都市の名前をもつものが多くあります.そのフォントのデザインと都市,およびその名称とがどのような関係にあるのか,という関心から制作された作品です.映像は「Shibuyaフォント」を制作した際の,移動のドキュメントとなっています.


協力:多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース

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