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《触感とんとん相撲》 [2018] “Tactile Paper Wrestling”

cocoiku by ISETAN×HAPTIC DESIGN PROJECT

《触感とんとん相撲》

作品解説

このとんとん相撲(ずもう)では,(しろ)()()使(つか)って自分(じぶん)で「振動(しんどう)」を(つく)り,その振動でお相撲(すもう)さんを(たたか)わせることができます.まずはお相撲さんを()()てて,土俵(どひょう)()げて,白い持ち手をふったり,こすったりしてみましょう.すると,土俵がブルブルとふるえだします.持ち手をいっしょに()いてある素材(そざい)にこすり()わせたら,準備(じゅんび)完了(かんりょう)です.相手(あいて)とタイミングを合わせて,「はっけよーい,のこった!」 自分で振動を工夫(くふう)して,相手のお相撲さんを土俵から()いやろう!


とんとん相撲と言えば,紙でできた力士を土俵に上げて,自分の指で土俵に振動を与えて遊ぶのが一般的ですが,《触感とんとん相撲》では,様々な素材や質感が生み出すデジタルな振動で遊ぶことができます.様々な素材に触れ,触覚をフル活用しながら自分なりの「オリジナル触覚体験」で遊ぶことが可能です.

HAPTIC DESIGN PROJECTは,「ふれる」から新しいデザインの可能性を探求するプロジェクトです.ヒトの五感のひとつである触覚に基づき,身体を通じて自己と世界をつなぐ身体感覚デザインする新領域「HAPTIC DESIGN」を,研究分野とデザイン分野の両面から探求しています.本作品は,伊勢丹新宿店が提案する0—12歳の子どものための体験のデパートメント・ストア「cocoiku by ISETAN」と,渋谷道玄坂にあるデジタルものづくりカフェFabCafe Tokyo,慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project との共同開発により制作されました.

制作:小原和也/金箱淳一/臼井隆志/柳原一也/西山裕慈/南澤孝太

展示情報

作品一覧