ミルトス・マネタスはネット・アートのムーヴメント「Neen」の首謀者であり,1990年代からヴィデオ・ゲームを扱った作品を数多く残しています.特に「マシニマ」(ゲームエンジンを用いた映像作品)として制作された《スーパーマリオ・スリーピング》は,一定時間ゲームコントローラーからの操作がないと寝てしまうキャラクターの様子を映しています.ここでは,通常のプレイとは異なる形でゲームと関わることで生じる奇妙な瞬間を作品にしています.
《スーパーマリオ・スリーピング》 [1997]
ミルトス・マネタス
《スーパーマリオ・スリーピング》