初期の映画フィルムに用いられたセルロイド.その原料である樟脳は,日本統治期の台湾において重要な生産資源でした.「セルロイドの物語」シリーズはこの樟脳を起点に,映画の成立を支えた植民地の歴史を辿り,森林伐採や資源採取,そこに動員された労働に光を当てるとともに,現代のAIによるイメージ生成を支える構造への接続を試みます.本展では,本シリーズの複数の映像作品を中心に構成されるインスタレーションを発表予定です.
《セルロイドの物語:展示された映画の工場》 [2025] “Stories of Celluloid: The Exhibited Factory of Cinema”
ウー・チーユー
《セルロイドの物語:展示された映画の工場》
「セルロイドの物語」シリーズ,2025年,展示風景
「セルロイドの物語」シリーズ,2025年,展示風景