「はこふぃぐめんと」は,小さな商品の箱(はこ)から空想(figment/ふぃぐめんと)した物語を人の大きさで表現することで,空想の世界がリアリティを持って感じられる作品です.この展覧会では,作品制作の一部を体験できるようにしました.どんな方法で作品が作られているか考えてみましょう.
「はこふぃぐめんと」は,身の周りにあふれる製品の箱から,その箱を舞台とした物語を空想し,その物語を現実に表わす作品です.製品の箱を使ったジオラマを制作して撮影し,撮影した写真を人のスケールまで拡大してプリントした背景に,作家自身がモデルとなり撮影します.そこに写るのは,あたかも空想の世界に迷いこんでしまったような不思議な情景です.
CG合成ではなくアナログな手法で,空想と現実とが重なり合う世界を表現する「はこふぃぐめんと」を,本展覧会では,鑑賞者自身が空想の世界に入ったような写真が撮れる体験型作品として展示します.
《新しい気分
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協力:日本製紙クレシア株式会社
《夏休み
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協力:株式会社アークティック
《今年も
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協力:株式会社日東社
《至福のひと時
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協力:株式会社紀文食品
《“わたしの”はこふぃぐめんと
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システム開発:伊敷勇琉(サイエンティフィックつくば)
展示デザイン:宮脇愛良(ICC)