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《kinesis #3 - dissolving field》 [2019] “kinesis #3 - dissolving field”

梅田宏明

《kinesis #3 - dissolving field》

作品解説

身体の各部位のつながりや複数の観賞者のつながりなど,抽象的な動きの構成要素が観賞者の動きから抽出され,ダンスにおける身体の動きが,力の流れとして波打つような粒子状の映像として反映されます.その観客の動きが地層のように,動きの層を重ねて,何人もの人々の動きの軌跡の層として提示される,インタラクティヴなインスタレーション作品です.

人の動きの抽象的な要素がヴィジュアライズされることで,人の動きにおける力の流れを体験することができ,また,多くの人の動きの軌跡をヴィジュアライズし,その軌跡を重ねていくことで,観客の動きの総体としての運動の「場」が作品空間に表現されます.

梅田は,国際的に活動する振付家,ダンサーですが,映像やサウンド,インスタレーションやヴァーチュアル・リアリティ作品の制作など,多岐にわたる表現を行なっています.


ディレクション:梅田宏明
ヴィジュアル・プログラミング:ガボール・パップ
センシング・プログラミング:櫻井亮大

アーティスト

展示情報

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