トイレットペーパーの芯を切って作るタコのような,簡単に説明することができる工作をモチーフとした作品です.加工の過程を伝える音声や,形状の外見をもとに,工作のプロセスを想像し,ヴァーチュアルな工作の空間を作り出すことができます.さらに,身近な材料を用いて,鑑賞者自身の手で工作を再現することもできます.
ハイパーICCでは,タコやチョウなど,工作たちが生き物のように動き回る机の上の世界が展開します.実際の展示会場やポッドキャスト上でも,物理的に異なる条件のもとで,それぞれに固有のヴァーチュアルな工作の空間が展開します.
《ハイパー・オクトパス・ガーデン》 [2021]
山本悠と時里充
《ハイパー・オクトパス・ガーデン》