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《echo》 [2017–] “echo”

echo project

《echo》

作品解説

(さく)(かべ)を,()(ぼう)でたたいたりすべらせたりしながら(ある)いたことはありますか? そのとき,棒をもつ()には,柵や壁の(かたち)振動(しんどう)として(つた)わっています.ここでは,「echo(エコー) band(バンド)」という装置(そうち)使(つか)って,手のひらで,ものにさわらずに,その形を振動で(かん)じることができます.

「echo」は,視覚以外での空間認識方法に関する対話から生まれたプロジェクトです.本プロジェクトでは,「echo wear」と「echo band」を開発しています.「echo wear」は,服そのものに組み込まれたセンサーが物体との距離を認識し,距離を振動として伝えることができます.最新の素材や技術を用いて,より着心地のよいスマートアパレルを実現し,新しい身体器官としての服を目指しています.本展覧会では,「echo band」を体験していただくことができます.手のひらに装着する「echo band」は白杖から想起されたデヴァイスで,「echo wear」と同様に対象物との距離を検知して振動します.

echo project

ダイアログ・イン・ザ・ダークの檜山晃をプロジェクト・アテンドとし,ライゾマティクスリサーチ,アンリアレイジによる協働から生まれた,信号を発し空間との距離を認識して振動する新しい身体器官を追求するプロジェクト.衣服を中心とした「echo wear」と手のひらに装着する「echo band」を展開する.ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017での展示からスタート.

協力:横浜ランデヴープロジェクト実行委員会,特定非営利活動法人スローレーベル

アーティスト

展示情報

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