タナカ・アタウ TANAKA Atau
タナカ・アタウ
プロフィール
アタウ・タナカは,80年代半ばから電子音楽ムーブメントのなかで活躍.サンフランシスコ・エリアではMIDIシーケンサーやPC用デジタル・オーディオ・ツールを作る音楽ソフトウェアの開発コミュニティでアーティストとして活躍していた.90年代入るとパリに移り,フランスの国立コンピュータミュージック施設IRCAMに在籍し,アップル・フランス社のインタラクティブ・ミュージックの芸術大使として活躍した.現在は東京でノイズ・ミュージックシーンに関わり,アメリカ,ヨーロッパ,アジアの多彩なカルチャーを自分の音楽に取り込んでいる.アメリカでは,ジョン・ケージと出会って一緒に活動し,ヨーロッパではフレッド・フリスのためにインタラクティブ・ギャラリーのデザインを手がけ,日本ではメルツバウとともにコンサートを行なったりしている.
アタウは,カリフォルニアではバイオセンサー楽器バイオミューズの優れた演奏家としても活躍してきた.ヨーロッパではエドウィン・ファン・デル・ハイデ,ズビグニエフ・カルコフスキーとともにセンサーバンドを結成.日本では,インターネットを使った新しい形式のパフォーマンスを創作している.
[2000]