明和電機/土佐信道 Maywa Denki/TOSA Nobumichi
明和電機/土佐信道
プロフィール
1967年4月14日兵庫県生まれ1992年3月筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了1993年5月兄・正道とともに明和電機結成代表取締役副社長就任2001年4月前社長・正道の定年退職にともない代表取締役社長就任,現在に至る. ユニット名は彼らの父親が過去に経営していた会社名からとったもの. 青い作業服を着用し作品を「製品」,ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど,日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで活動.魚をモチーフにしたナンセンスマシーン「魚器」シリーズ,オリジナル楽器「ツクバ」シリーズや本人が作ったおとぎ話から発想される作品群「エーデルワイス」シリーズを制作し,その製品のすばらしさをアピールしている.プロモーション展開は既成の芸術の枠にとらわれることなく多岐にわたり,展覧会やライブパフォーマンスはもちろんのこと,CDやビデオの制作,本の執筆,作品をおもちゃや電気製品に落とし込んでの大量流通など,たえず新しい方法論を模索している.昨年は世界的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ」のインタラクティブアート部門で準グランプリを受賞.秋にはパリ公演も行い好評を博した.制作活動では現在,新製品「人工声帯ロボット」,「エーデルワイス」シリーズを開発・制作中である.2004年は夏に東京,大阪にてライブツアーを開催するほか,広島市現代美術館にて大規模な製品展示会「明和電機 ナンセンス=マシーンズ展」を開催!また7月にはパリライブの模様を収めたDVD「メカトロニカ」を発売.商品としては,昨年秋にノックマンシリーズの新作「ポロロン」「ケロタマ」を発売.2004年3月には時報で時刻を知る腕時計「ジホッチ」を発売.
[2004]