季刊 InterCommunication No. 50 2004 Autumn
特集
New World Disorder 新世界無秩序
対談 「ブッシュ以後」にこそすべては始まる——グローバル資本主義の中の文化と倫理 岩井克人+島田雅彦
組織と個人の関係=コミュニケーションの再構築は可能か? 西部忠
なぜ私たちは多角的なマグナ・カルタを必要とするのか? マイケル・ハート+アントニオ・ネグリ/水嶋一憲[訳・解説]
八月テーゼ——弱さと強さ 小泉義之
戦闘なんてくだらないぜ。俺の話を聴けー!!——最高に滅茶苦茶に容赦なくやること 西島大介
診断=状況分析から予後=見通しへ パオロ・ヴィルノ インタヴュー 廣瀬純[聞き手]
連載/media
ディスコース・ネットワーク——2000 01 「これが、あれを滅ぼす」/接続不安 北田暁大
ニュー・メディアのアルケオロジー 01 「リアリティ・メディア——DV、特殊効果、ウェブカム」 レフ・マノヴィッチ/堀潤之[編・訳]
メディアは存在しない 08 メディアのオートポイエーシス(後編)——「基礎情報学」の批判的検討 斎藤環
リレー連載
art & scienceの現在形 01 「アート&テクノロジー」の反転——メディア・アートの成就とその消滅 椹木野衣
著作権の変容をめぐって 01 「工学化」後の書物と著作権 仲俣暁生
連載/art
ポリティカル・ポレミカル・ポエティカル 01 北緯四〇度四二分西経七〇度〇分 猥雑と、純白のブリーフ 衰えつつあるニューヨークの力 レム・コールハース/川田潤[訳]
坂本龍一skmt2 07
坂本龍一/後藤繁雄[テキスト]
思考と感性とをめぐる断片的な考察 01 「絶対の貨幣」 蓮實重彦
劇場・身体・テクスト 01 ピナ・バウシュあるいは「タンツテアター」——『魂と舞踏』の余白に 渡邊守章
アメリカ映画の現在 02 キャメロンとタランティーノ 青山真治
パラレル・リアリティ 01 量子物理学の多世界解釈 藤幡正樹/和田純夫[ゲスト]
美食文体論 01 夏の京都で。女につれられ鮎を食いにゆく 後藤繁雄
連載/communication
美の廃墟——死のエステティクス 01 「ファシズムの美学」再考 田中純
片隅の啓蒙 06 公共社会の基本枠組 稲葉振一郎
消し尽くされない言葉 世界の同時性を生きる スーザン・ソンタグ/木幡和枝[訳]
集中連載
「自己」のテクノロジー 上 債務を通じた統治 渋谷望
特別連載
正面からのまなざし——小津からゴダールへ 松浦寿輝
ICC presents
展覧会レヴュー 企画展「ネクスト:メディア・アートの新世代」 久保田晃弘
展覧会レヴュー 「live n_ext」ほか 三輪眞弘
活動レポート 「as media——メディアとしてのICC」ほか
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