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※インタヴューシリーズは,
「ICC HIVE」でご覧いただけます. |

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新しい展望は歴史的展望のうちには書き込まれていない---テクノロジーにおける時代の変化はすでに起こっている---システムは見通しでもユートピアでも理想でもなく可逆的とは思いにくいひとつの展開を上手に作っている---コントロールされた幻想大国の終焉---人々はあらゆるものをミュージアム化しようとしている |
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1929年,フランス生まれ.ジャーナリストからパリ大学ナンテール校教授.社会学記号論専攻を経て,思想家活動に至る.'68年,処女作「物の体系」を発表.「消費社会の神話と構造」('70年)「記号の経済学批判」('72年),「生産の鏡」('73年),「象徴交換と死」('75年)の中で,経済学およびマルクス経済学を批判,これをこえようとする試みを行う.その後「誘惑の戦略」('79年),「シミュラークルとシミュレーション」('81年),「宿命の戦略」('83年),「アメリカ」('86年),「クール・メモリーズ」('87年),「透きとおった悪」('90年),「湾岸戦争は起こらなかった」('91年),「世紀末の他者たち」(マルク・ギヨームとの対論),「完璧な犯罪」('95年)など.大衆社会状況を生産・消費の両面から分析する,独創的な社会論を展開.現代フランスを代表する思想家の一人.ほかに詩の創作,戯曲の翻訳,文芸評論,デザイン論など,幅広い領域で活躍.'90年代に入ってからは写真家としても活動.'93年ベネチア・ビエンナーレにも出品した.'95年来日.'97年日本で初の写真展を開催した. |
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