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《Playback 2022》 [2022/23] “Playback 2022”

Dumb Type + Ryuichi Sakamoto

《Playback 2022》

作品解説

ダムタイプによるアナログ・レコードを使ったサウンド・インスタレーション作品《Playback》は,1989年に発表された同名作品をベースに,2018年にリモデル版として制作されました.その後2022年にミュンヘンのハウス・デア・クンストで開催されたダムタイプ展で展示された《Playback》では,坂本龍一ディレクションによる世界各地のフィールド・レコーディング音源により構成されました.このレコーディング音源は,ヴェネチア・ビエンナーレのために制作されたダムタイプの新作《2022》にも組み入れられています.

2023年8月には,これら16枚のレコードに坂本自身の未発表音源「Tokyo 2021」が収録された全17枚組の『Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2023: Dumb Type + Ryuichi Sakamoto, Playback 2022』(世界限定100セット)がcommmonsから発売されました.レコードB面には,インスタレーション版のレコードと同様に,山地真介(AUTORA FACTORY PLATE)と稲田成実によって開発された独自技法により絵の濃淡を音の強弱に置き換え音声データ化する事で,各地域の地図が透明な盤に浮き上がり,それぞれの都市を中心とした円形の世界地図となるように特殊カッティングが施されています.

展示されている16枚のレコードは,本展のために特別にAUTORA FACTORY PLATEが制作したものです.


協力:commmons,東洋化成株式会社

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