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ヨシダミノル YOSHIDA Minoru

ヨシダミノル

プロフィール

1935年大阪生まれ.京都市立美術大学を卒業,モダンアート協会へ参加した後に,1965年から具体美術協会会員となる.ステンレスやプラスティック,プレキシグラスなどの新しい素材を使い,サイケデリックな色使いで動きのある作品を発表して,一躍注目を集める.1967年の日本国際美術展で大原美術館賞を受賞し,「現代の空間'68〈光と環境〉」展(神戸そごう),「現代日本の美術――蛍光菊」展(ICAロンドン,1968),「国際サイテック・アート展――エレクトロマジカ'69」展(ソニービル)などへ参加し,1970年の大阪万博には,《バイセクシャル・フラワー》以外にも同様に音の出る有機体状のオブジェ《アートマシンno.2》や透明の自動車《アートマシンno.3》を出品する.1970年に渡米し,7年間滞在する.1974年に《シンセサイザー・ジャケット》を着用したパフォーマンスを行ない,「ニューヨーク・アヴァンギャルド・フェスティヴァル」などさまざまなイヴェントに参加する.帰国後は,京都にある自邸を「大空ライヴ美術館」と称し,美術,パフォーマンス,音楽など異分野の芸術家たちが集まる場所にする.「京都アンデパンダン展」(京都市美術館)では1980年から展示会場の中で日常生活をおくり,芸術を成立させている制度を超えて「生」を意識した活動を実践している.個人作家としての活動以外にも,1991年からは「AGAフェスティヴァル」(1993年まで)という音楽を中心としたイヴェントの企画やサウンド・パフォーマンス・ユニット〈現代家族〉の活動も行なっている.2010年没.

[2020]

作品

展示 & イヴェント

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