ICC

会期:2010年1月16日(土曜)〜2月28日(日曜)

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関連イヴェント「アーキテクチュラル・コーディング——アルゴリズムを用いた新しい空間設計」

プレゼンテーション/ディスカッション
「アーキテクチュラル・コーディング——アルゴリズムを用いた新しい空間設計」

豊田啓介(noiz architects),大野友資(noiz architects),猪熊純(首都大学東京助教,建築家),久保田晃弘(多摩美術大学教授),柄沢祐輔,舘知宏,田中浩也

近年, 「アルゴリズミック・デザイン」と呼ばれる, コンピュテーションやコーディングを用いた建築設計手法が広く注目されてきています.

さらには, そうした設計手法がデジタル・ファブリケーション技術と連動することで,物質の世界にまで広がり始め,ヴァーチュアルな画面を飛び出して「加工」や「施工」といった生産現場にまでアルゴリズム的な思考が影響を及ぼし始めました.

こうして,デジタルとフィジカルを繋ぐ新しい創作環境を背景として,このディスカッションでは,出展作家に加えて新しい設計手法や物質化手法に取り組むnoiz architectsの豊田啓介氏,大野友資氏、そして建築家の猪熊純氏をお迎えし,その可能性を探っていきます.

また,コンピュータ・ミュージックの分野を中心として,「アルゴリズミック・コンポジション」や「ライヴ・コーディング」といった実践を先駆的に行なわれてきた久保田晃弘氏をゲストにお迎えし,建築におけるアルゴリズムと音楽におけるアルゴリズムの類似性や差異とは何かなど,領域を超えて「コーディング」や「コンピュテーション」が創作にもたらす意義を語り合います.

司会:畠中実(ICC)

日時:2010年2月6日(土)午後2時より[終了しました.]
会場:ICC4階特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場無料(展示をご覧になる場合は,別途入場料が必要です)
インターネット中継
イヴェントの模様はインターネット中継されます.

豊田啓介 大野友資
豊田啓介 大野友資
猪熊純 久保田晃弘
猪熊純 久保田晃弘
柄沢祐輔 舘知宏
柄沢祐輔 舘知宏
田中浩也 畠中実
田中浩也 畠中実