ICC
展示作品

中山晃子
《卵》2015年
《赤い緑、黄色い青》2015年

《卵》
《卵》2015年

《赤い緑、黄色い青》
《赤い緑、黄色い青》
《赤い緑、黄色い青》2015年(参考図版)

大きく投影された画面に,いろとりどりのあざやかな絵の具が流れて動きだし,まるで生きているかのような大きな色彩の空間につつまれます.色同士の関係,形や質感,素材の違い,流体の動きなど,そこにはさまざまな情報を読み取ることができます.たとえば,それは絵画の一部のように,絵を描くための表現の要素でもあります.それは,日常空間とは異なる場でありながら,あらためて絵を描くこと,色の関係性などを見つける場にもなるかもしれません.

関連イヴェント:
中山晃子 「デカルコマニー・ワークショップ~新しい生き物をつくってみよう~」 [終了しました.]

中山晃子 「ライヴ・パフォーマンス 孵化(ふか)」
[終了しました.]

中山晃子 なかやま あきこ

中山 晃子 なかやま あきこ 2012年東京造形大学大学院修了.色彩と流動の持つエネルギーを用い,生きている絵を出現させるアーティスト.主な活動である「Alive Painting」では,様々な性質を持つ液体を流転させながら,異なる存在同士が相互に影響し合う姿を描く.近年は,色彩の差異を即時的に画像解析,デジタル処理することによって音を発生させるカラー・オルガン・システム「Fluid2wave」をエンジニアと共同開発し,音と絵を同時に奏でるソロ・パフォーマンスを行なう.ジャンルを超えたアーティストとの共演や海外ツアーなど,活動の場を拡げている.