ICC
大友良英 音楽と美術のあいだ
関連イヴェント

アンサンブルズ・アジア シンポジウム&コンサート
[第二部]コンサート

出演:大友良英,ユエン・チーワイ,dj sniff,Sachiko M,米子匡司

ICCで開催中の「大友良英 音楽と美術のあいだ」展関連イヴェントとして,現在,国際交流基金アジアセンターにおいて大友良英がアーティスティック・ディレクターを務めるプロジェクト「アンサンブルズ・アジア」と連動したシンポジウムとコンサートを開催します.

「アンサンブルズ・アジア」は,国際交流基金アジアセンターの主催事業として,大友良英がアーティスティック・ディレクターを務める,「アジアにおいて,音楽のフロンティアと音を楽しむ人とをつなぎ,ヒエラルキーのない,誰もが参加できるオーケストラをつくって,新たな音楽の可能性を世界へ発信していく」交流プロジェクトです.
「アジアン・ミュージック・ネットワーク」,「アジアン・サウンズ・リサーチ」,「アンサンブルズ・アジア・オーケストラ」の3つのプロジェクトによって構成されており,「アジアン・サウンズ・リサーチ」では,Sachiko Mがプロジェクト・ディレクターを務めています.

第一部としてシンポジウムを行ない,「アンサンブルズ・アジア」のプロジェクトに関わる,大友良英,ユエン・チーワイ,dj sniff,Sachiko M,米子匡司の5人のアーティストをお招きし,それぞれのプロジェクトから見えてくる,音楽や美術といった諸ジャンルにおける「あいだ」について議論します.
第二部は.シンポジウム参加者によるコンサートを行ないます.

日時:2015年2月11日(水・祝)午後7時より[終了しました.]
*開場は午後6時30分(チケットの整理番号順入場)

会場:ICC 4階 特設会場
定員:300名(全席自由)
協力:国際交流基金アジアセンター
前売券:1,500円 / 当日券:2,000円
前売券は,2014年12月29日(月)より e+(イープラス) にて販売します.[前売券の販売は終了しました.]

当日券は,2月11日(水・祝)午後5時より,ICCエントランス・ロビーにて,お一人様2枚まで販売します.
問い合わせ先:[フリーダイヤル]0120-144199

*[第一部]シンポジウム|→ 詳細|


展示をご覧になるには別途,入場チケットが必要です.
会場内での許可のない写真撮影,録画・録音はお断りします.
イヴェントのインターネット中継は行ないません.

プロフィール

ユエン・チーワイ


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シンガポール在住の音楽家,サウンド・アーティスト.
シンガポール国内外で幅広く演奏活動や展示などを行なっている.哲学や文学,映画,カルチュラル・スタディーズへの強い関心から,チーワイの作品には,文献に基づくアイデアやコンセプトを記憶・喪失・不可視性といったテーマに融合させた表現が見られる.大友良英,リュウ・ハンキル(韓国),ヤン・ジュン(中国)と結成した「FEN」(Far East Network)のメンバー.また,シンガポールの前衛的・実験的ロックバンド「The Observatory」のメンバーでもある.

dj sniff


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撮影:Jaap Scheeren

ターンテーブル奏者,DJ,キュレーター.
1978年生まれ.2004年にNYU/ITP修士課程修了後,アムステルダムのSTEIM電子楽器スタジオでハードウェア・エンジニアを経てアーティスティック・ディレクターに就任.キュレーション,レジデンシー・プログラムを任され,100以上のコンサート・プログラムおよびアーティスト・プロジェクトを企画/製作.演奏家としてはターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながら実験音楽/インプロヴィゼーション/電子音楽の分野で活動.これまでにCTM Berlin,Warsaw Autumn,Flow Festival Helsinki,REDCAT LA,March Meeting Sharjah,Jazz em Agosto Lisbon,台北TranSonic,Platforma Moscowなどへの招聘,また世界中のレーベルから作品をリリースしている.現在は香港に拠点を移し香港城市大學スクール・オブ・クリエイティヴ・メディアで教鞭を執りながら活動を続けている.

→過去に参加した展示・イヴェント

Sachiko M


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テスト用の信号音(サインウェイヴ)を使った電子楽器を演奏し世界的に活躍する前衛即興音楽家.
2003年,アルス・エレクトロニカでゴールデン・ニカ賞受賞.サウンド・インスタレーション作品発表,写真家として写真集出版など活動が多岐にわたるなか,NHK連続テレビ小説「あまちゃん」劇中歌の作曲に参加.大友良英と共に手がけた「潮騒のメモリー」で第55回日本レコード大賞作曲賞受賞.以降ドラマの劇中歌を中心に作曲活動を開始.さらに「地元に帰ろう音頭」では盆踊りの振り付けにも挑戦するなど,さらなる活動を広げつつある.

http://teamsachikom.wix.com/sachiko-m
https://twitter.com/teamsachikom
→過去に参加した展示・イヴェント

米子匡司


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音楽家.トロンボーン,ピアノ奏者.プログラマ.
楽器/電気/コンピュータなどを使って,ライヴ・イヴェントでの音楽演奏,展覧会などの形で音を含む環境の制作や展示,音を扱う道具の制作などを行なう.音楽以外の最近の活動としては,自分や誰かの作ったCDや服や本やその他いろいろな物品をストリートで販売するための自動販売機の製作と設置.人が見聞きした事とそれについて考えた事を書くための紙とウェブの雑誌「余所見」の発刊.シェアハウス,お店,上映室などの複合建物「PORT」の運営.住居兼オープン・スペース「FLOAT」の運営など.グループ・ワークとしては,SjQ(cubicmusic/HEADZ),およびSjQ++のメンバーとして活動.同グループにて2013年アルス・エレクトロニカ・フェスティヴァル デジタルミュージック部門優秀賞を受賞.