ICC


日時:10月7日(日)午後2時−午後5時
会場:ICC4F特設会場ほか
参加料:無料
定員:17名(事前申込制,応募者多数の場合は抽選)[申込終了しました.]
対象:小学校3年生以上

ワークショップ申込方法[申込終了しました.]

中居伊織は,音を媒介にして,見ることではなく聴くことから出来事のもうひとつの側面を取り出す作品を制作しています.
たとえば,オープン・スペース2007展示作品《streetscape》では,白地図の道の上をペンでなぞっていくと,まるで自分がその通りを歩いているかのように次々と音が聞こえてきます.それらは実際にその場所で聞こえていた音を収録したものです.音を聴くことから喚起される街のイメージは、体験する人によっても異なるかもしれません. 今回のワークショップでは,作家が実際に採用している録音方法を体験し,そのままの音を聴く体験と比較しつつ,音を聴くことそのものに意識を向けてみます.また,当館学芸員・畠中実とのトークを交え,作家自身から作品の成り立ちなどについて話を聞きます.
見知っている音や場所のイメージが耳を傾けてみることによりどれだけ変わるのか,ぜひ体験してみてください.


《streetscape》


中居伊織
1980年,愛知県生まれ.2001年,岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)マルチメディアスタジオ科卒業.《streetscape》シリーズは,これまでに海外を含む25都市で制作され,数々の受賞歴をもつ代表作.

当日の様子
中居伊織