「as media」シリーズ第4回目は,中西泰人による「モノローグ」をテーマとした作品《Face to face》です.《Face to face》は,モニターに映る鑑賞者自身の顔を,「自身との対話」が終わった瞬間に残していきます.
他人が自分の顔を撮った写真を見て,「もっと良く撮ってよ」とか「こんな写真嫌だ」と言いたくなる時がありませんか?《Face to face》は,そんな写真しか撮ってくれないカメラです.でもそんな写真には,他人から見た自分,自分の知らない自分,が写っていることもあるでしょう.鏡に映る自分とは違う自分との出会い,そこからは新しい何かが始まるかもしれません.
中西泰人
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