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photographed at ITP NYU
by Marianne K.Yeung |
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暖かみのあるローズウッドの八角額に縁どられた830個もの白木チップ.これは"鏡"である.この木製チップには一つずつモーターが取り付けられており,"鏡"の前に立つ者の姿を木片の光の濃淡で写
し出す.カメラで読み取った画像に反応しチップが一斉に動くとき,まるで穏やかな海のさざ波のような深く慎ましい音が耳に柔かく響く.鏡そしてコンピューター機器という硬質な存在と,ナチュラル・カラーの木という素材の,有機的な融合を抑制された美しさの中で作品としている.
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