ICC





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フィルム + コンサート

2000年9月23日(土)午後6時〜 [終了しました.] ギャラリーA





はじめに


「アーキテチュラ」はニューヨークを拠点に活動する映像作家イアラ・リーによる,現代建築と電子音楽という二つの異なるアートフォームが映像を介していかにして出会うことができるのかを,映像作品の上映,パナシア,ソーマティック,アタウ・タナカ,シネプレックスによる電子音楽のライヴ演奏,およびスライドショウによって試みる複合イヴェントです.

現在までに4枚の作品が発表されているCDシリーズ版「アーキテチュラ」では,1枚ごとにサヴァス・イサティス&テイラー・デュプリー,テツ・イノウエ,デヴィッド・トゥープ,パナシアらが,伊東豊雄,ニコラス・グリムショウ,長谷川逸子,オスカー・ニーマイヤー各氏の建築からインスパイアされた,アンビエントからドラムンベースにいたる様々な電子音響を提供しています.

また上映されるイアラ・リーによる映像作品は4本の短編からなるオムニバス形式によるもので,世界各地を取材した様々な建築の映像がカットアップ的に編集された,映像と電子音楽のコラボレーション作品です.

今回のICCにおけるイヴェントではイアラ・リーの主宰するカイピリンハ・プロダクションズ(http://www.caipirinha.com/)から,上記CDシリーズに参加したパナシアに加え,NYで活動する韓国人ミュージシャン,ハーン・ロウによるソーマティック,センサーバンドのメンバーでもあるアタウ・タナカ,シネプレックスといったCDシリーズとは異なるアーティストたちを招き,新たな建築と電子音楽の出会いを創出することになるでしょう.

なお同作品はシアターにおいて8月25日から9月29日まで毎週金曜日の午後6,7,8時の3回上映されます.
同時上映として建築家鈴木了二による映画「物質試行35空地空洞空隙」(1992/15分/16mm)を上映いたします.