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展示作品 |

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《「音声版四字熟語集(色即是空篇)」》
"Neo Prajna-Paramita-Sura"
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1998年
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幸村真佐男
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幸村真佐男の本もまた無駄な労力の上になりたっています.第一,第二水準の漢字をたとえば五文字ずつランダムに組み合わせるという膨大な手間のかかる仕事です.二文字ずつだと意味をなす場合もありますが,五文字となればほぼ絶望的です.そしてこのようなナンセンスな仕事こそコンピュータにさせるべきです.その最も得意とする単調な機械的仕事に専念させて,無益なアウトプットを延々と吐き出させるという,コンピュータの正しすぎておかしい使い方の先鋭的な例といえます.
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