映像・音・光などさまざまなメディア・表現形態を用いた作品展示やパフォーマンスが想定されるため,通常の美術館の展示室とは異なり,多目的ホールの機能を兼ねたものになっています.
床は防震構造の鋼製床組を下地としたフローリングとし,1,600mmのピッチで配線用トレンチを設置しています.壁は浮き遮音層に吸音層を施しています.6,200mmの天井高を有する天井は,任意の高さにセッティング可能な28基の昇降天井ユニットを設置し,照明や展示吊り物を自由に増設できるようになっています.また,可動間仕切りにより空間を二分することもできます.