ICC

ICCキッズ・プログラム 2010 いったい何がきこえているんだろう

今日の気分は「つるつる?」「ざらざら?」
ワークショップ「触り言葉で話してみよう」
早川智彦+松井茂+渡邊淳司

このワークショップでは,「触り言葉」によるコミュニケーションに挑戦します.さまざまな素材の触り心地を分類したり,オノマトペ*で遊んだりしながら,ふだんは意識しない自分の言葉の響きに触れる感覚を楽しく発見します.
(*オノマトペ=つるつる,ぴかぴかなどの擬音語,擬態語のこと) 機材協力:フォステクス カンパニー

日時:2010年8月14日(土),15日(日),28日(土),29日(日)[終了しました.]
   各日2回
   午後1時—2時30分,午後3時30分—5時
講師:早川智彦
会場:ICC 4階 特設会場
参加費:無料
定員:各回10名(当日先着順)
*ICC受付にて午前11時30分より随時受付いたします.
参加対象:小学生以上

早川智彦

2010年東京大学大学院 情報理工学系研究科修士課程修了.2010年より同研究科にて博士課程在籍.感覚と感情の関連性に強く興味をもち,実世界の新たな知覚手法・技術との新しい対話のかたちを作るべく,インターフェイスの研究をしている.
http://www.tomophy.com/

松井茂

詩人.1975年生まれ.2006ー10年まで藤幡正樹が研究代表をつとめる「デジタルメディアを基盤とした21世紀の芸術創造」(CREST研究)メンバー.2008年度に行われた「新国誠一の《具体詩》ー詩と美術のあいだに」展(国立国際美術館)の調査研究に参加.2009年より「音韻と感覚イメージによる触感覚デザインの研究」をすすめる.現在,東京藝術大学大学院映像研究科特任研究員.
http://www008.upp.so-net.ne.jp/methodpoem/

渡邊淳司

2005年3月東京大学大学院 情報理工学系研究科博士課程修了(情報理工学博士).2009年4月より日本学術振興会 特別研究員PD.人間の知覚メカニズム,特に視覚・触覚の研究を行なう.人間の知覚特性を利用したインターフェイス技術を開発,展示する中で,人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している.
http://www.junji.org/