ICC

「ミッション002:メディアを探索せよ!:Make|Future|Possible」
ワークショップ「2048:マッピング・ザ・フューチャー」




次々と登場する最新の科学技術.それによって私たちの生活は,どのように変わるのでしょう?
このワークショップでは,いくつかのチームに分かれ,「未来のシナリオ」を構想し発表してもらいます.一等賞に輝いたチームのシナリオは,科学雑誌『子供の科学』の人気マンガ「Dr.イワン コンピューターサイエンス研究所」に登場します.
未来は私たちの中にある,んじゃないかな!?参加歓迎,見学歓迎!

日時:2007年12月16日(日)午後3時—午後6時[終了しました.]
会場:ICC4階特設会場
ワークショップ定員:25名(事前申込制,先着順)[申込終了しました.]
*見学歓迎!
対象:15才以上
入場料:無料
ナヴィゲーター:イワン・プピレフ×ゲオルク・トレメル×福原志保
協力:『子供の科学』(誠文堂新光社)

ワークショップ参加者募集中![申込終了しました.]

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ナヴィゲーター |→ 詳細|




ワークショップについて

ある朝目を覚ましたら、21世紀の(ほぼ)どまんなか、2048年になっていました…!

このワークショップでは,いくつかのチームに分かれ、2048年のとある1日の生活から「近未来のシナリオ」を構想してもらいます.科学技術が時代の流れとともにいかに変容していくのか,その入り組んだ関係性にスポットをあてることにより,未来へのヴィジョンを探ることが目的です.

イワン・プピレフ、ゲオルク・トレメル,福原志保の3人のナヴィゲーターが,「食べ物,薬,喜び,セックス、玩具,ファッション,ライフスタイル,創造」などから選んだトピックについて,チームごとに自由に発想を交換し,キーワードやイメージを描いていくマインド・マッピングのエクササイズを行ないます.それらをもとにシナリオをつくり,発表してもらいます.

未来を想像することは,将来起こりうることを思うことだけではありません.それは現在の私たちの世界観,想像力,限界、そして近未来への希望と懸念を映し出すことでもあります.このワークショップは,私たちに潜在する未来への見解をエッセンスとして抽出することで,未来の人々へメッセージを喚起していく契機となるでしょう.

ワークショップでは,最後に「ベスト・シナリオ」がナヴィゲーター&見学者によって選ばれます.選ばれたシナリオは,科学雑誌『子供の科学』に連載中の人気マンガ「Dr.イワン コンピューターサイエンス研究所」の物語に登場します!研究のことになるとつい興奮してしまうDr.イワンと,おっちょこちょいで,なまけ者のロボックマが,あなたの考えた科学技術のシナリオを紹介します.

「Dr.イワン コンピューターサイエンス研究所」について
『子供の科学』(誠文堂新光社)に連載中のマンガ.ロシアから来たコンピューターサイエンスの研究者Dr.イワンと,彼に作られたクマ型ロボットのロボックマが,科学技術について楽しくわかりやすく紹介します.
http://www.robokkuma.com/


ナヴィゲーター

イワン・プピレフ

1969年ロシア生まれ.ソニーコンピュータサイエンス研究所,インタラクションラボラトリー研究員.モスクワ航空研究技術研究所で数学の学位を取得後,日本の文部省の奨学金を受けて日本で勉強を続ける.広島大学にて博士号論文執筆中に,ワシントン大学ヒューマンインターフェイス技術研究所においても共同研究を行う.修了後は国際電気通信基礎技術研究所(ATR)にて研究を続け,現職.研究対象は幅広く,特に触覚に関するユーザー・インターフェイスやタンジブルユーザー・インターフェイス,または3Dユーザー・インターフェイスなどを含む,人間とコンピューター間のインタラクションに及ぶ研究成果は国際学会での発表され,ソニーの商品として取り入れられている.著書に『3D user interfaces: Theory and practice』(2004年,共著/Addison-Wesley出版).
http://www.sonycsl.co.jp/person/poup/
ゲオルク・トレメル+福原志保/バイオプレゼンス BCL

ゲオルク・トレメルと福原志保は,ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業以来,アートとサイエンスに関するプロジェクトでコラボレーションを続けている.2001年から展開するプロジェクト「バイオプレゼンス」に加え,近年では「コモン・フラワーズ」と「DNA」を進行中.「コモン・フラワーズ」では,遺伝子組み換え植物をオープンソースなプラットフォームとして提案する.「DNA」は開発中のプログラミング言語であり,カーボンベースとシリコンベースの生命体のギャップを埋めることを目的としている.
http://www.biopresence.com/




イワン・プピレフ
ゲオルク・トレメル+福原志保