- 1932
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第10回オリンピック(米/ロサンゼルス)
7.31−8.14,38カ国1331人[10万5千人を収容できる大スタジアムを建設したほか,大会記録を写真と映画に収めることが正式に]
第3回オリンピック冬季大会(米/レークプラシッド)
2.4−2.13,17カ国278人[アメリカでの開催だったため,ヨーロッパからの参加が減少]
- 1933−34
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進歩の世紀博(米/シカゴ)
5.27−11.12,34.5.26−10.31,4876万9千人[進歩の1世紀.シカゴの市制施行100年を記念.ローコストの建築が提唱され,プレファブ式が多用された.人工照明,空気調節設備を備えた無窓建築が話題に.47カ国参加.「満州館」,「小人村」など.ロボットの展示]
- 1935
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ブリュッセル万博(ベルギー/ブリュッセル)
4.27−11.6,2600万人[鉄道開通100年記念.最初の第1種一般博覧会]
- 1936
- 第11回オリンピック(独/ベルリン)
8.1−8.16,49カ国3980人[10万人収容の競技場,3500人収容のオリンピック村の新設.聖火リレーが登場.水泳競技に写真判定装置,判定表示のスコアボードが導入]
幻の人民オリンピック(西/バルセロナ)
[ドイツに対抗するが,内乱のために中止]
第4回オリンピック冬季大会(独/ガルミッシュ・パルテンキルヘン)
2.6−2.16,28カ国756人[ヒトラーの陣頭指揮下に1万人収容のスタンド,6千人収容のスケート場を建設.海外へ無線による写真電送.ベルリン地区限定のテレヴィジョン実験放送]
- 1937
- パリ万博(仏)
5.24−11.2,3400万人[近代生活における芸術と技術.セーヌ河畔で,スターリンのソ連館とヒトラーのドイツ館が対峙.スペイン館にはピカソの《ゲルニカ》.当時世界で唯一のプラネタリウムが公開.フランスで開発されたテレヴィジョンに関する最初の公会議.「日本館」は坂倉準三の設計]
- 1939−40
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ニューヨーク世界博(米)
39.4.30−10.31,40.5.11−10.27,4493万3千人[明日の世界.初代大統領ワシントン就任150周年を記念して開催.5000年後の未来に向けた「タイム・カプセル」.シンボルとしての「ノーライロン」,「ペリスフィア」を建造.密かに戦争準備をしていたドイツは不参加]
ゴールデン・ゲート万博(米/サンフランシスコ)
2.18−10.29,40.5.25−9.29,1704万2千人[東洋と西洋の理念の統合.ゴールデン・ゲート・ブリッジ,サンフランシスコ−オークランド・ベイ・ブリッジの技術的偉業を記念]