- 1970
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チロリン村(日/滋賀雄琴)
[トルコ風呂街としてつくられたメルヘンティックでキッチュな歴史様式建築群.高速道路のインターチェンジ付近などに拡散していったこのような独特の光景は,テーマパーク的な非日常性/非現実性を直接に都市空間へむけて作用する]
- 1971
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ウォルト・ディズニー・ワールド(米/オーランド)
[敷地面積は1100ha.開園後,施設は増え続け,現在ワールド内には次のようなものがある.1)テーマパークとしてマジック・キングダムがある.これは,いわゆるディズニーランド.2)EPCOTセンターにあるのは,世界各国の自然や文化を紹介するワールド・ショーケース,海洋やエネルギー,農業などの分野の将来像を紹介するフューチャー・ワールド.3)映画をテーマにしたさまざまなアトラクションで構成されているディズニー・MGM・スタジオ.4)アミューズメント施設としてディスカヴァリー・アイランド,熱帯性動植物園,リヴァー・カントリー,ウォーター・パーク,タイフーン・ラグーン,プレジャー・アイランド.5)その他,ゴルフ場やショッピング施設,リゾート・ホテルなど]
- 1972
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山陽新幹線開通記念岡山交通博覧会(日)
3.25−5.7,123万9千人
- 1974
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スポーケン環境博(米/スポーケン)
5.4−11.3,518万8千人[汚染なき進歩.モニュメントは,シンボル・タワーとして,駅の時計塔を利用.会場には遊園地が建設された.スポーケン市創立100周年,アメリカ独立200周年記念として開催.人類共通のテーマとして環境開発がテーマとなった特別博]
- 1975
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ブッシュ・ガーデンズ・ザ・オールド・カントリー(米/ウィリアムズバーグ)
[19世紀のヨーロッパをテーマにした外国村]
沖縄海洋博覧会(日)
7.20−1.18,36カ国348万6千人[海――その望ましい未来.海をテーマとする最初の博覧会.本土復帰記念事業の一環.皇太子の開会式出席が戦後初の皇族の沖縄訪問となる.沖縄経済振興の起爆剤となることが期待されたが,8割が東京決済となり利益の大半が「本土」の資本に吸い上げられるという構造がそこに現われていた.また観光による海洋環境破壊の問題も引き起こす契機となった]
新幹線開通記念福岡大博覧会(日)
3.15−5.27,250万人
- 1976
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フィラデルフィア国際博(米)
[フィラデルフィア200年祭のために開催]
メルヘン建築構想(日/富山小矢部)
[市の公共建築を有名な建築のコピーで「地域のシンボル」として仕上げ,「ロマンとメルヘンの世界」を目指す]