ICC
ICC キッズプログラム2008 君の身体を変換してみよ展
ICCキッズ・プログラム 2008
「君の身体を変換してみよ」展
夏休みに開催されるICCキッズ・プログラムは,展覧会,ワークショップ,シアタープログラムなど子供から大人まで楽しめる総合的なプログラムです.
今年のICC キッズ・プログラムでは,東京藝術大学大学院 映像研究科の佐藤雅彦氏と桐山孝司氏を作品監修に迎え,「君の身体を変換してみよ」と題して,人間にそなわっている生得的な感覚や志向性をテーマにした展覧会を開催します.
わたしたちは視覚,触覚,聴覚などのさまざまな感覚がセンシングした情報を無意識に再構成し理解しています.本展覧会では,現代のテクノロジーを使って,身体感覚の新しい統合やズレを引き出す実験装置ともいえる作品を紹介します.
あなたの身体の一部をとり出して表現された身体像と遊んだり,隠れた身体感覚や身体能力を刺激する体験などを通して,わたしたちが感覚情報をどのように受け止めているのかを考えます.同時に,認知心理学や行動分析学など,人間の「心」や「脳」のはたらきを知るための知見を応用した,新しい表現を展望しようとするものです.