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Photo: M. Ostermann
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Photo: C.Swickerath
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粉砕する地球──緯線と経線,世界の投影
『北帝国博物館のモデルは,緯線と経線の網の目の中に設置されている.床面から湾曲した壁にまで延びるこれらの線は,この博物館の形のもとになったもの(地球)を描き出している』
北部イングランドの人々の個人史が,20世紀の戦争の構造にどのように織り込まれたかを,象徴的に表現する博物館.その形態は地球を断片化した曲面を,再構築することによって生まれている.街全体を見渡せるパノラマ状の構造は,人々の個人史を建築の内部に取り込み,展示と一体化させる新しい博物館のコンセプトを表わしている.
※『』内は『第5回ヒロシマ賞受賞記念 ダニエル・リベスキンド展 展覧会カタログ』広島市現代美術館 2002年 より引用
北帝国戦争博物館
www.iwm.org.uk/north/
Studio Daniel Libeskind
www.daniel-libeskind.com
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