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イヴェント




イヴェント「SRL世紀末マシーンサーカス」
インターネット中継
 
1999年12月23日(祝) [終了しました.]国立代々木競技場,オリンピックプラザ,NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]





インタヴュ−:マーク・ポーリン (SRLディレクター)


いつものことなんだけど,今度俺たちがアメリカから来て,SRLのショーをやるために,俺は実 際に現場に行って,いったいどんなパフォーマンスが,この国の人々の心の深層に届き,人々が ほんとにショーを楽しむための,心を解放するキーとなるんだろうかと,よく考えるんだ.

それはできあいのアイデアじゃだめなんだよ.それは直感的,つまり俺がここでショーの準備を する時に生で感じるようなものさ.だから俺はその国の人々と直に共感できるような,そんなシ ョーの場を作れると確信した時,いつもすごく満足するんだ.

俺は日本でそうしたショーが実現できるように色々考えたよ.ここでのショーで一番大事なこと は,人々が普通そんなものないと思ってる,道具やマシーンや物事に潜む“魂”を明らかにする 方法を見つけることだと思うんだ.

それはSRLのショーのいつものコンセプトなんだけど,日本では特にすごく重要だ.セットや大 道具,そしてマシーンたちが,その“魂”を明らかにし,本当に生き生きとし,呼吸する場に見 えるように集中しなきゃならない.

もちろん,そのチャレンジは,パフォーマンスの時間,30〜45分の間に試みられるんだけど, 一つ俺たちがやってみたいのは,派手な大道具や背景を使って,でかい神社の漫画みたいなイメ ージを作りだすことなんだ.
もちろんみんなが拝んでるほんとの神社じゃないぜ.言ってみれば,恐怖や心配を覆い隠すため の神社みたいなもんさ.

とにかく何が起こるか,楽しみにしててくれ.