ICC





はじめに
入場料
審査結果
展示作品
参加作家
関連イヴェン




「アートとインタラクティヴィティ」
「メディア・アートの行方」
カタログ
 
1999年10月15日(金)- 11月28日(日) [終了しました.] ギャラリーA, D(一部作品はギャラリーBに展示されます.)





はじめに


「ICCビエンナーレ」とは,メディア・アートの分野における新しい表現の可能性を追求し,優れた新人の発掘・育成・支援を目的とし,隔年ごとに開催される指名制による公募展です.

専門家からなる推薦者によって指名された出品候補アーティストは,テーマに従って作品プランを応募します.これら応募された作品プランの中から,国際的な専門家によって構成される審査員による第一次審査会が行なわれ,制作展示される作品が決定されます.さらに,展覧会開催時に発表作品の中から,グランプリ作品1点(賞金500万円),準グランプリ作品2点(賞金各100万円)が決定されます.

第2回目を迎える「ICCビエンナーレ'99」は,「インタラクション」をテーマに日本をはじめとしてフランス,アメリカなど世界各地から選出された10人(組)のアーティストが参加し,開催されます.

相互作用や互いに影響し合うということが「インタラクション」の意味するところですが,われわれの生活は情報や通信を媒介にこのような現象や行為があふれています.他者や社会,あるいは実存する「場所」や「自然」,さらには架空の「物語」など,さまざまな対象との「インタラクション」をこれらの作品の中に見い出すことができるでしょう.最新のテクノロジーを駆使したこれらの新しい表現世界は,来るべき21世紀を予感させるものです.