
|

|

|
展示作品 |

|
《漸近線》
"Asymptote"
|
ダグラス・エドリック・スタンレー
|
|
操り人形にモチーフを得たハインリッヒ・フォン・クライスト著の「マリオネ ット・シアター」というエッセイに影響を受けたこの作品は,3枚続きの巨大
なスクリーンに木製人形が映し出されます.観客はこの人形を会場中央に設置 されたシリンダー上のワイヤーで自由に操ることができます.しかし人形を操
っているうちに観客は,次第に自分の方が操られていることに気が付くことで しょう.それはまるで現代における人間とコンピューターとのインタラクショ
ンを象徴するかのようです.またそれは「漸近線」のように,限りなく近づき ながらも,決して交わることのない関係性なのかもしれません.
|
|
|
|
|
|