ICC





はじめに
入場料
参加作家
イヴェント




シンポジウム
14:00 〜 14:40
15:00 〜 15:40
16:00 〜 16:40
17:00 〜 18:00
 
1998年9月12日(土)14:00 〜 18:00 [終了しました.] ギャラリーD





はじめに


メディア・アートに対する関心は,社会のさまざまな分野への先進的な技術の浸透とともに,大きな高まりを見せている.特に文化芸術分野においては「近代(Moderne)」という文脈の中で,新たなテクノロジーがあらたな表現を生みだしていく可能性について,アーティスト自身ばかりでなく,芸術理論,美学などに関わる専門家からも大きな関心を集めています.また,こうしたメディア・アートを専門に展示する施設も日本におけるNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)をはじめとしてドイツのアート&メディア・テクノロジー・センター(ZKM)など国際的な規模で誕生しつつあり,現代芸術の一分野として社会的な認知もされる環境も整うと同時にその社会的な役割についても考究されなければならない状況と時期を迎えたといえるでしょう.

こうした状況と時期に際して,メディア・アートとその状況について,日独を代表する著名な専門家によるレクチャーとシンポジウムを開催することは,メディア・アートの理論の研究,さらには社会との関わりとその可能性及び将来を探究するまたとない機会となるでしょう.