著者 | 梶田孝道 |
書名 | テクノクラシーと社会運動 |
出版社 | 東京大学出版会 |
出版年 | 1988 |
解題 | 「テクノクラート」と「社会運動」を切り口として,社会問題,とりわけ地域開発や地域運動といったここ十年ほどの間に顕著となりつつある諸問題に敷衍した一冊.テクノクラートの社会構想力に導かれる管理社会に対する批判は数多いが,本書では,テクノクラートと社会運動との対立やディレンマを軸として,社会関係や階級関係の変化について詳細に分析されている.テクノクラートの社会構想力との関係から,「社会運動」としてのコンピュータネットワークを再考する上でもてがかりとなる. |
著者 | 桂 英史 |
書名 | インタラクティヴ・マインド |
副書名 | 近代図書館からコンピュータネットワークへ |
出版社 | 岩波書店 |
出版年 | 1995 |
ISBN | 4-00-000144-2 |
解題 | 図書館が引き受けてきた知の秩序が,テクノロジ−の発達とメディア(人間の拡張)の変容によって大きく変わろうとしている.人間の知覚が形成される方式が変われば,「わたし」についての認識もまた大きく違ってくるはずである.そのような中でコンピュ−タ・ネットワ−ク上の新しいロゴス<インタラクティブ>は,今までに発見されることのなかった「知のア−キテクチャ」と「変容するわたし」の輪郭を浮かびあがらせるはずである. |
著者 | 桂 英史(責任編集) |
書名 | 20世紀のメディア 3 |
副書名 | マルチメディアの諸相とメディアポリティクス |
出版社 | ジャストシステム |
出版年 | 1996 |
ISBN | 4-88309-083-3 |
解題 | 暴力的なまでに論理と速度を偏重するメディアとの対話(インタラクティヴ)によって,われわれの政治意識は,大幅な修正が迫られつつある.9編の論文で構成された本書は,哲学や文学あるいは大衆文化といったさまざまな側面から,メディアをめぐる「政治」というテーマにアプローチした論集である.「政治」というこれまでには語られることの少なかった側面を盛り込んだメディアをめぐる多様な言説は,メディアとそれを支えるテクノロジーにたいする批評的な精神を養ってくれるだろう. |
著者 | 川崎賢一 |
書名 | 情報社会と現代日本文化 |
出版社 | 東京大学出版会 |
出版年 | 1994 |
解題 | 社会学な観点から,情報社会と現代日本文化との関連を分析した一冊.本書では,一般的に「情報社会」と言われる社会論を今一度整理し直し,1960年代の「価値革命」を起点として「情報化」が進行したプロセスについて,分析を試みている.さらには,「青年文化」を切り口として,その情報化のプロセスが進行していくにつれて,地球環境に対してどのような貢献をもたらすのか,という可能性を論じている. |
著者 | G.ガンパート |
訳者 | 石丸正 |
書名 | メディアの時代 |
出版社 | 新潮社(新潮選書) |
出版年 | 1990 |
著者 | ビル・ゲイツ |
訳者 | 西和彦 |
書名 | ビル・ゲイツ 未来を語る |
出版社 | アスキー |
出版年 | 1995 |
ISBN | 4-7561-0231-X |