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OpenSky 2.0 スタッフ日記では, 展覧会の準備の様子やイヴェン トなどのレポートをしていきます.

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12月11日 展示がだんだんとできあがっていく

2006年12月12日 17:26 | 畠中
昨日は現場での作業はひと休み。これからは展示作業も後半戦、展覧会オープンまであと少しです。

今日は朝から東京ピクニッククラブの作品《ポータブル・ローン》の搬入作業がありました。東京ピクニッククラブは、ピクニック誕生200年を記念して2002年に、建築家の太田浩史さんを中心に結成されたクラブです。現代の都市における社交の場としてのピクニックを実践するための作品《ポータブル・ローン》は、約一坪(1.7m x 1.7m)の移動式芝生です。今回、会場で観客の方々がくつろいで作品を鑑賞できるようにと、この作品をお借りしました。移動ユニット3台に、土嚢袋に入った砂、土、そして芝が会場内に搬入されると、造園業者の方によって手際よく芝が植えられ、紅葉した芝を刈り込むと緑の芝生ができあがりました。

会場に入って最初の壁面は資料展示コーナーです。ここにはこれまでの模型や実機の制作過程やテストフライトなどの写真や図面、翼の治具(Jig=工作物を固定し加工しやすいように案内する器具)などが展示されます。資料点数が多いため展示をお手伝いいただいたみなさん、お疲れさまでした。

フライトシミュレータの機体ボディも到着。設置台の接合部などを微調整して、コントローラーを乗せ、乗った具合をチェック、モニターの位置や高さを決めていきました。

そのほか、無響室の展示の仕上げ、《FairyFinder02—空を見るための望遠鏡》の設置、プロジェクトの経緯をコンピュータで案内する《一円も儲からずに飛行機を作る方法》のインストール、また、会場入口のファサードも立ち上がり、だんだんと展覧会のかたちができあがってきました。あとは主役の《M-02》《M-02J》の二機の実機の到着を待つばかり。
《ポータブル・ローン》制作風景
資料展示コーナー
機体ボディの上からシミュレータ確認
望遠鏡で見上げる先には…
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